- 福岡市中央区の歯医者「渡辺通駅加納歯科クリニック 福岡」TOP >
- 医院コラム(一覧) >
- 食事中、周りを汚すことについて
食事中、周りを汚すことについて
こんにちは。
福岡市中央区渡辺通り 渡辺通駅加納歯科クリニック 福岡です。
乳歯が生え揃う3歳までのお口の様々なお悩みを、何回に分けてお話ししています。
今回は「食事中、そして食後の周りの汚れについて…」
食事中に洋服やテーブル、果ては床まで汚されることは、親にとっては頭の痛いことですね。
ですが、それは上手に食べられるようになる訓練なのかもしれません。
子供のうちは
自分で食べたいという欲求が満たされることで、食への興味や意欲が育ちます。
食事だけでなく、「何でも自分でやってみたい!」という時期があります。
食事の場面でのこの「やりたい!」になると、食べ物に手を伸ばしてグチャッと触ったり、テーブルの上や床、お口の周りは大変なことになってしまいますね。
ですが、自らの意志で食べ物に触れ、失敗しながらも食べることができる経験を積むことで、食への興味や意欲を育てることができます。
お掃除は大変ですが、それも成長過程の一部なので見守ってあげましょう。
手で食べることは、学習のひとつです。次のようなことをお子さんたちと考え、一緒に食事を楽しんでください。
① 力加減
食べ物を持つときには、適切な力加減が必要です。はたから見ると、食べ物で遊んでいるようにしか見えないかもしれませんが、子供は手の力加減を繰り返し学習しています。自分で食べられそうな時は、優しく見守ってあげてください。
② ひと口量を覚えるために
お母さんが持っていた食べ物を、お子さんとと二人で持ち、口に入りすぎないように、手伝いながら適切な量を食べられるように促してください。見守ることも必要ですが、手助けすることで成長も早くなるはずです。
我が家も食事中は大変です。
子供の椅子の下にレジャーシートを敷くようにしました。それでも、よくごはん粒を踏んでしまいます(T_T)うんざりしてしまうことも多いですが、見守っていくことは大切です。
皆様もお気づきになることがあれば、お気軽におたずねください。
福岡市中央区渡辺通り
渡辺通駅加納歯科クリニック 福岡