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お子さんの歯磨きについて
こんにちは。
福岡市中央区渡辺通り 渡辺通駅加納歯科クリニック 福岡です。
突然ですが、子供の歯は何本あるかご存知でしょうか??
答えは原則、上下10本ずつの計20本です。
子供の歯はおよそ3歳までに生え揃います。
この時期は「食べる」ことの基本が育成されるとても大切な時期です。
この3歳までのお口の様々なお悩みについて、これから6回に分けて書いていこうと思います。
今回はお子さんの歯磨きについて
「ちゃんと仕上げ磨きをしたいのに、歯磨きを嫌がる!」
というお悩みを持つお父さん、お母さんはいらっしゃいませんか?
なぜ嫌がるのでしょうか??、理由を考えてみましょう。
・痛くて苦しいから
歯磨きによる痛みがあるために、嫌がっているのかもしれません。例えば、「口を引っ張ている」、「磨く力が強すぎる」、「歯ブラシの毛先が開いている」など。
子供用歯ブラシは毛が短く、あまりしならないため、同じ力であっても大人用歯ブラシよりも痛みを感じやすいです。また、歯ブラシの毛先が開いていると、先端が粘膜に触れてチクチク痛いことがあります。
そして、歯磨き時にはたくさんの唾液が出てくるので、唾液を飲んだり、呼吸をすることさえ子供は我慢することがあります。
・じっとしているのが嫌だから
歯を磨くことではなく、「動かないでじっとしていること」が嫌なのかもしれません。短時間で磨くことができるよう、日頃の遊びの中で、子供の歯がどこに何本あるのか、歯ブラシを奥歯まで入れられるかなどの、横になって子供と一緒に観察してみるのもいいかもしれません。
私も1歳10か月の子供がいますが、毎回仕上げ磨きは大変で、歯ブラシを持って呼ぶと逃げる始末です(*_*)
ですが、父親には自分から歯ブラシを持っていき、磨かせます。父親は無理に横にならせず、膝の上に座らせて磨いています。親は磨きづらいですが、私もそうしてみると自分から歯ブラシを差し出してきました。嫌がる原因はこんな簡単なことでした。
皆様もお気づきになることがあれば、お気軽におたずねください。
福岡市中央区渡辺通り
渡辺通駅加納歯科クリニック 福岡