医院コラム(詳細)|渡辺通駅加納歯科クリニック 福岡|福岡市中央区の歯医者

渡辺通駅加納歯科クリニック福岡

歯に対するお悩みをお持ちの方はお気軽にお問合わせください

WEB申込

緊急の場合はお電話でご連絡ください。
Web申込の場合、2日程ご連絡が遅れる場合があります。

診療
時間
月-水 10:00 - 13:00 14:30 - 19:30
金曜日 10:00 - 13:00 14:00 - 19:00
土曜日 10:00 - 13:00 14:00 - 18:00

休診日 木・日・祝/(祝日のある木曜日は診療します)

  • tel:092-751-6696
  • お問い合わせ
  • 地図を見る

コラム

入れ歯からインプラントにできる?快適な噛み心地を手に入れるメリット・デメリットを解説

「入れ歯を使っているけれど、噛みにくい」「話しているとズレてしまう」「見た目が気になる」そんなお悩みをお持ちではありませんか?入れ歯は比較的手軽な治療法ですが、長期間使用していると、噛む力の低下や歯茎への負担、違和感を感じることが多くなります。

 

そこで選択肢の一つとして注目されているのがインプラントです。本記事では、入れ歯とインプラントの違いや、インプラントにするメリット・デメリット、治療方法や費用について詳しく解説します。現在入れ歯を使用していて不便を感じている方や、インプラントを検討している方はぜひ参考にしてください。

 

入れ歯からインプラントにすることは可能!

 

写真2

入れ歯を使っている方でも、インプラントへの切り替えは可能です。インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療法で、天然の歯に非常に近い機能性と見た目を提供します。特に、入れ歯のズレや不快感、噛む力の弱さに悩んでいる方にとって、インプラントは大きな改善をもたらします。

 

ただし、顎の骨量や健康状態によっては、事前に追加の処置が必要になることもあります。例えば、骨量が不足している場合には、骨を増やす「骨造成」などの治療を行います。

 

また、全身疾患をお持ちの方や高齢者の場合、治療の適応を慎重に判断する必要があります。まずは歯科医に相談し、適切な診断とプランを立てましょう。

 

入れ歯からインプラントにするメリット5選

 

写真3

インプラントは見た目や機能性、快適さの点で入れ歯を大きく上回る治療法です。日常生活の質を大幅に向上させるため、入れ歯に不満を抱える方にとっては非常に魅力的な選択肢となります。以下に、インプラントの具体的なメリットを解説します。

 

見た目が自然で審美性が高い

 

インプラントは、天然の歯とほぼ見分けがつかないほど自然な見た目を実現できます。一人ひとりの歯の形や色に合わせてカスタマイズされ、特に前歯のような目立つ部位でも美しい仕上がりになります。

 

また、入れ歯の場合は人工の歯茎や金属の留め具が目立つことがありますが、インプラントではこうした見た目の問題は一切ありません。歯茎との境目も自然に見えるため、誰にも気づかれずに自信を持って笑顔を見せられます。

 

自然な噛み心地と食事の快適さを得られる

 

入れ歯では、噛む力が天然の歯に比べて弱く、硬い食べ物や粘り気のある食べ物を避ける必要があることが多いです。一般的に咬む力は自分の歯の20%ほどと言われています。一方で、インプラントは顎骨に直接固定されるため、天然の歯とほぼ同じ噛む力を得ることができます。

 

これにより、硬いお肉やナッツ、フランスパンなども問題なく食べられ、食事を心から楽しめるようになるでしょう。さらに、入れ歯のように食事中にずれる心配がないため、安心して噛むことができます。

 

お手入れの手間がなくなる

 

入れ歯の場合は毎日取り外して洗浄し、専用の保管容器で保管する必要がありますが、インプラントは天然の歯と同じように歯ブラシやデンタルフロスでお手入れが可能です。特別な洗浄剤や装置は必要なく、普段の歯磨きの延長でケアできるため、忙しい方やシンプルな生活を好む方にとって大きなメリットです。

 

また、歯垢が溜まりにくい設計になっているため、清潔な口内環境を保ちやすいのも特徴です。

 

長期間使用できる耐久性がある

 

インプラントは、適切なメンテナンスを行えば10年以上、場合によっては20年以上使用可能な非常に耐久性の高い治療法です。入れ歯のように定期的に調整や作り替えが必要なことが少なく、一度治療を行えば長期間にわたって快適に使い続けられます

 

また、耐久性が高いだけでなく、噛む力や見た目の美しさを長期間維持できる点も大きな魅力です。

 

発音がしやすくなる

 

入れ歯では、口の中を大きく覆う必要があり、また話している途中にズレたり外れたりすることがあるため、発音が不明瞭になる場合があります。特に「サ行」や「タ行」の音が出しづらくなり、話す際に不便を感じることもあるでしょう。

 

しかし、インプラントはもとの自分の歯があった骨の位置に固定されているため、発音に影響を与えず、スムーズな会話が可能です。これにより、会話をストレスなく楽しめるようになり、仕事や日常生活でのコミュニケーションも円滑になります。

 

入れ歯からインプラントにするデメリット4選

写真4

インプラントは多くのメリットを持つ一方で、治療の過程や費用などにデメリットも存在します。これらを理解しておくことで、自分にとって適切な選択かどうかを判断しやすくなります。

 

手術が必要で身体的負担がある

 

インプラント治療では、顎の骨に人工歯根を埋め込む外科手術が必要です。この手術は局所麻酔を使用するため、治療中の痛みはほとんどありませんが、術後に腫れや痛みを伴うこともあります。

 

また、全身疾患をお持ちの方や高齢者の場合、手術が身体的に負担となる可能性も考えられるでしょう。事前に医師による健康状態のチェックを受け、無理のない計画を立てることが重要です。

 

高額な治療費がかかる

 

インプラント治療は保険適用外となるケースが多く、費用は1本あたり40万〜50万円が相場です。また、治療の内容や使用する素材、歯科医院の立地や設備によって費用が異なることもあります。

 

入れ歯と比較すると初期費用は高額ですが、耐久性や機能性を考慮すると、長期的にはコストパフォーマンスの良い治療法ともいえます。歯科医院によっては分割払いのプランを提供している場合もあるため、治療費について事前にしっかり相談しましょう。

 

治療期間が長くなることがある

 

インプラント治療は、手術後に人工歯根が顎の骨としっかり結合するまでに時間が必要です。この治癒期間は通常3〜6ヶ月程度ですが、骨の状態によってはさらに長引く場合があります

 

特に、骨量が不足している場合には、骨を増やす「骨造成」などの追加処置が必要になることがあり、治療期間がさらに延びることがあります。時間に余裕を持って治療計画を立てることが大切です。

 

顎の骨の状態によっては治療が難しい場合がある

 

インプラントを埋入するためには、顎の骨に十分な厚みと高さが必要です。しかし、長期間入れ歯を使用している方は、顎の骨が痩せていることが多く、インプラントが安定しない場合があります。

 

このような場合には、骨造成やサイナスリフトなどの追加処置を行う必要があり、治療費や期間がさらに増える可能性も。事前の診断で骨の状態を確認し、適切な治療方法を選ぶことが重要です。

 

入れ歯からインプラントに変えるべき人の特徴

 

写真5

入れ歯を使用していて不便さを感じている方や、より快適な生活を求めている方にとって、インプラントは非常に有効な選択肢です。以下に、特にインプラントに切り替えを検討すべき人の特徴を挙げます。

 

入れ歯がずれる、外れることに不快感を感じている方

 

入れ歯がしっかり固定されていないと、食事中や会話中にずれることがあり、不快感やストレスを引き起こします。インプラントは顎骨に固定されるため、こうした問題が解消されます。

 

食事をもっと楽しみたい方

 

入れ歯では硬いものや粘り気のある食べ物を避けざるを得ないことが多いですが、インプラントなら天然の歯に近い噛む力が得られるため、好きな食事を気兼ねなく楽しむことができます。

 

見た目や笑顔に自信を持ちたい方

 

インプラントは天然歯に近い見た目が得られるため、入れ歯による人工的な印象を解消し、自然な笑顔を取り戻すことが可能です。

 

入れ歯の手入れが煩わしいと感じる方

 

入れ歯は毎日の取り外しや洗浄が必要ですが、インプラントなら歯ブラシやフロスでケアができるため、特別な手間がかかりません。

 

長期間快適に使える治療法を求めている方

 

適切にメンテナンスを行えば、インプラントは10年以上使用できる耐久性を持っています。頻繁に作り替えが必要な入れ歯に比べ、長期的に安定した治療法です。

 

部分入れ歯をインプラントにする治療方法

 

写真6

部分入れ歯からインプラントへの切り替えには、歯の欠損の状況や患者のニーズに応じた治療法があります。以下に代表的な方法を説明します。

 

同じ本数のインプラントを埋入する方法

 

部分入れ歯で失った歯と同じ本数のインプラントを顎骨に埋入する方法です。この方法では、失った歯のすべてを個別にインプラントで補うため、天然歯に近い見た目と機能性を実現できます。

 

すべての歯を独立して固定するため、噛む力が均等に分散されるのが特徴です。ただし、埋入するインプラントの本数が多いため、費用が高くなる場合があります。

 

インプラントブリッジを利用する方法

 

部分入れ歯に相当する歯を少ない本数のインプラントで支える方法です。例えば、失った3本の歯を2本のインプラントで支えることが可能で、見た目と機能性を保ちながら費用を抑えられる点が魅力です。
この方法は、顎骨に十分な厚みがあり、インプラントを安定して固定できる方に適しています。

 

部分入れ歯からインプラントに変える費用相場

 

部分入れ歯をインプラントに変える場合の費用は、埋入するインプラントの本数によって異なります。1本あたりの費用は40〜50万円程度が目安ですが、インプラントブリッジを選ぶことで、全体の費用を抑えることも可能です。

 

歯科医院ごとの料金設定や分割払いのオプションについても確認することをおすすめします。

 

総入れ歯をインプラントにする治療方法

 

写真7

総入れ歯からインプラントへの切り替えには、複数の方法があり、それぞれメリットや特徴が異なります。以下に代表的な治療法を説明します。

 

オールオン4での治療方法

 

オールオン4は、片顎に4‐6本のインプラントを埋入し、その上に一体型の歯を固定する治療法です。インプラントの本数を最小限に抑えながらも、安定性と機能性を高めることができます。

 

手術の負担が比較的軽く、治療期間も短縮できるため、総入れ歯を使用している方にとってコストパフォーマンスの高い選択肢です。

 

インプラントブリッジを使った治療方法

 

インプラントブリッジは、複数のインプラントを埋入し、その上に人工歯を固定する方法です。オールオン4に比べてインプラントの本数が増えるため、費用や治療期間は増しますが、噛む力がさらに安定し、見た目もより自然になります。

 

特に、顎骨の状態が良好で審美性を重視する方に適した方法です。

 

総入れ歯からインプラントに変える費用相場

 

総入れ歯をインプラントに変える場合の費用は、治療法によって大きく異なります。オールオン4では片顎200万〜300万円程度、インプラントブリッジでは300万円以上になる場合があります

 

費用には診察料や術後のメンテナンス費用が含まれることが多いため、治療前に見積もりをしっかり確認しましょう。

 

入れ歯からインプラントを検討中の方は歯科医院にご相談ください!

 

入れ歯からインプラントへ切り替えることで、見た目の自然さや噛む力の向上、装着時の違和感の軽減など、多くのメリットを得ることができます。特に、食事の快適さや発音のしやすさ、長期間にわたる耐久性を考えると、インプラントは非常に魅力的な治療法です。

 

入れ歯からインプラントへの移行を検討している方は、まずは信頼できる歯科医院でカウンセリングを受け、自分に合った治療法を相談することが大切です。現在の入れ歯に不満がある方や、より快適な生活を目指したい方は、ぜひ一度インプラントについて詳しく知り、最適な選択をしてみてください。

 

  • カウンセリング・治療の流れ
  • 費用について
  • Q&A
  • 設備紹介
  • 医院案内
  • 医院ブログ
  • WEB申込