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【差し歯・すきっ歯・黒い・やり直し・セラミック】根の治療を伴うセラミック治療
福岡市中央区渡辺通り 渡辺通駅加納歯科クリニック 福岡です。
今回は前歯のやり直し治療についてご紹介します。
中学生の時にぶつけて歯が折れてしまったため、差し歯になったという既往の20代の患者様。
他院では抜歯といわれ、差し歯を専門とする当院へとセカンドオピニオンでいらっしゃいました。
10年程前の治療とはいえ、黒くなった歯ぐき、形、スマイルラインなどなど、これではせっかくの輝く笑顔が台無しです。
今回は差し歯だけでなく、土台となる歯の根にも問題がありました。
昔に詰めた薬が古くなりスカスカのため、バイ菌が根の先へと進み膿の袋を作っています。歯も薄く、太い土台も入っているため、土台を外して根の再治療に行くまでも、かなりのリスクを伴う難症例です。
しかし、専門とする人間からすれば、この程度の土台の除去は問題ありません。
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いて丁寧に除去していき、根の中を洗浄、綺麗になったところでMTAという特殊な薬剤を用いて詰めていきました。
術後2カ月程度ですが、根の先の黒い膿の袋も、小さくなってきているのが分かります。
被せ物のセラミックの仕上がりばかりに目が行きがちですが、大切なのは土台となる歯の状態です。
土台がしっかりしていなければ、上物はすぐ壊れてしまうという建築にも通じる当たり前の理屈です。
仕上がったセラミッククラウンです。
今回も内面にはジルコニアを使用し、様々な色のセラミックを築盛して製作してもらいました。
歯の表面の細かなしわや透明感など、角度を変えただけで様々な表情に変わるのが分かります。
このセラミックの仕上がりからもお分かりになるように、渡辺通駅加納歯科クリニック 福岡では、日本でも指折りのスーパー歯科技工士とともに診療にあたっています。
セット後1年の状態です。まだ1年しか経過はたっていませんが、全く問題なく調和しています。
Kさん、これからもメンテナンスを一緒に頑張りましょう。
渡辺通駅加納歯科クリニック 福岡では見えない土台の治療から大切にします。やり直しの差し歯の治療には時間を要することもありますが、しっかり治していきます。
義歯(入れ歯)、セラミックなど審美歯科治療をはじめ、的確な診査、診断をもとに、インプラント治療も含め、総合治療を行っております。
やり直しの治療にお悩みの患者様、お困りの際は、お気軽に御相談下さい。
福岡市中央区渡辺通り
渡辺通駅加納歯科クリニック 福岡