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根面う蝕
こんにちは。
福岡市中央区渡辺通り 渡辺通駅加納歯科クリニック福岡です。
虫歯はどのような所にできるでしょうか?
歯の噛み合わせの部分や、歯と歯の間を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、その他にも歯の根元のあたりから虫歯になってしまうこともあるのです。特にこの症状は中高年者の方に多いと言われていて、一度虫歯になると進行が早いこともあるので注意が必要です。
歯の根元のあたりにできる虫歯のことを“根面う蝕”と言います。
なぜこの根面う蝕が中高年の方に多いのか・・・
それは加齢や歯周病、歯みがきの仕方などにより、徐々に歯茎が下がってしまうからです。そうして露出した根面に虫歯ができやすくなります。
歯の表面部分、一番外側の部分はエナメル質と呼ばれ、人間の体の中で最も硬い組織です。
一方で歯茎が下がって露出してしまった歯の根元は象牙質と言い、エナメル質に比べて軟かい組織のため、虫歯になりやすく、しかも進行が早いのです。
「被せ物をしている歯だから大丈夫」ではありません‼歯茎が下がり、歯茎と被せ物の間に隙間ができていませんか?
神経をとった歯も再び虫歯になる可能性はあるのです。
これらは歯石を取ってクリーニングするなど、歯科での定期検診・メンテナンスで管理していくことができます。
しばらく歯科へ通っていないという方、歯みがきが自己流になっていませんか?
痛みなどの症状が無くても一度、歯科でお口のチェックをしてもらいましょう。定期検診での早期発見・早期治療が肝心です!!
根面う蝕は歯を取り囲むように進行するため、治療がしづらく、発見が遅れて歯を失う可能性もあります。
いつまでも自分の歯で噛むためには、根面う蝕を予防することも重要です。
福岡市中央区渡辺通り
渡辺通駅加納歯科クリニック 福岡