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古い差し歯の中は。。。
古い差し歯の中はどうなっているのでしょうか??
今回の患者様は50代女性、「古い差し歯のやり直し」を希望されて来院されました。
10年ほど前に治療した差し歯の形や長さ、そして歯と歯茎の境目の部分が黒ずんできているといったことがお困りでした。
何がお困りなのか、どこを変えたいのか、人によって美の基準も異なります。
カウンセリングによって患者様の希望をしっかり聞き出し、専門的な立場からその改善方法を提案する必要があります。
じっくりお話しさせて頂いたところ、全体の歯の色、長さ、そして自然な白さにこだわりがあることがわかりました。
理想的に綺麗にするのならば、前歯4本をセラミックにするのでしょうけれど、健康な歯を削合までして被せるのは抵抗があります。
そこで、今回はあらかじめホワイトニングを行い、全体の色調を明るくし、それにあわせてセラミックを使って前歯2本のやり直しをすることで同意が得られました。
古くて、境目のあっていない差し歯をそのままにしておくと、知らないうちに進行してしまうことはよくあります。
マイクスコープを使って丁寧に虫歯を取り除き、仮歯に置き換えた後、ホワイトニング開始。
そのためホワイトニングの終了は、患者様が満足された白さになった時です。
今回は、あまり真っ白になるのを好まれない患者様でしたので、ホームホワイトニングのみで1ヶ月ほど色を調整しながら対応しました。ホワイトニングの詳しい内容は、また別のブログで紹介いたします。
写真はセットしてから1年後のものです。
患者様の希望された、自然で綺麗な歯になりました。
1年たっても歯ぐきとの馴染みもよく、綺麗な状態が保たれています。
セット直後なら、綺麗なのは当たり前です。1年程度なので、まだまだ長期経過とは言えませんが、これならやり直しもすることなく、長持ちしてくれるはずです。
Tさん、これからも一緒にがんばりましょう!!
やり直しの治療にお悩みの患者様、お困りの際は、お気軽に御相談下さい。
渡辺通駅加納歯科クリニック 福岡